「おおっと!白石さん、歩き出しました……!2人の女性に手を添えられ、エレベーターの奥へと歩いて行きます……!」
前屈みに腰を落とした後ろ姿の紀子美は、小刻みに全身を震わせながら、一歩ずつゆっくりと、ドアに向かって歩を進めて行った。
広がったスカートの腰を飾る蝶結びの大きなリボンと、髪の清楚なかすみ草とが、この時もやはり、実に印象的に見えていた……。
「まだよ、まだよ!」
「まだ我慢してね!」
腰を落として震える紀子美を、両脇の婦人たちは必死に励ましていた。
紀子美の白いハイヒールは、一歩ずつ、やっとの思いで前に出されている感じだった。
紀子美は両頬に涙を流しつつ、苦しげに泣き声を洩らしていた。
男性たちはじっと見ている……。
紀子美は彼らの見つめる中、両手でスカートの股間を押さえ込み、スラリとした身体を無様に折り曲げて、ヨタヨタと歩を進めていた。
「んああ!で、ちゃうう……!」
紀子美は切なげに顔を歪め、そして、その場に立ち止まった。
「んあ、もう駄目……、で……ちゃうう……!」
彼女はせわしなく両脚を摺り合わせ、腰をクネクネと蠢かせた……。
「ほら、頑張って……!」
一人の婦人は紀子美を励ました。
しかし、もう一人の婦人は、
「もう、ここでいいわよ!」
と、相方に反論をぶつけた。
「だって……、」
先ほどの婦人は、困惑した面もちで彼女の顔を見た。
「いいわよ……!あっちに行ったって、どうせ見えちゃうんだから!」
後の婦人はさらに、そう言い放った。
そして彼女は男性たちの方を向き、
「男の人たち、見ないであげて!」
と、唐突な言葉を叫んだ。
男性たちは訳が分からず、皆、唖然とした。
「さあ、早くパンティーを……!」
婦人は、すると相方の婦人へと向き直り、そして自らの両手を紀子美のスカートの後ろ側へと伸ばした……。
「うわ!」
「うわっ……!」
一瞬の後、エレベーターの中には青年たち二人の叫ぶ声が聞こえた……。
何と彼らの目の前で、今、紀子美のスカートが、バッサリとめくり上げられてしまったのだった……。
「おおっと!これは……!スカートが……!」
ヤルタ前には、思わずあげたレポーターの声が大きく響き渡った。
群衆は皆、どよめき声をあげスクリーンを見上げた。
スクリーンでは、今、紀子美がドレスのスカートを思い切りめくられ、その白いパンティーを丸出しにされてしまったのだった。
それはシルクのパンティーだった。
スカートは前屈みになった紀子美の背中へと、真っ白なパニエごとバッサリ被せられてしまっており、紀子美のパンティーは意外にも大きな彼女の尻を包み込みつつ、純白の薄いストッキング越しに全て丸見えとなっていた……。
「おわあっと!これは一体……、どうするのでしょう……!」
レポーターは、その衝撃的展開を前に思わず興奮して叫んでいた。
画面の婦人たちは、彼女らの親指を紀子美のパンストのゴム部分へと入れた。
そして彼女らは、その指をパンティーの中にまで差し込んだと思うや、二人してズルズルと引き下ろし始めた……!
「ああっ!と、下着が脱がされて行きます……!」
レポーターは大声で叫んだ。
紀子美の白い大きな尻が、やがて巨大スクリーンの中で目映く露出した……。
ワレメも全て完全に丸出し。
シミ一つない、綺麗な、しかし、大きい尻だった……。
「やあん!お尻が見えちゃった!」
「すげえ!」
「尻が出たよ、おい……!」
ヤルタ前の群衆は、口々に興奮して声をあげていた……。
「早くして、早く……!」
婦人連れはめくり上げた紀子美のスカートを片手で押さえながら、紀子美のパンティーとパンストとを彼女の太ももへとずり下ろして行った。
オタク風の青年たち2人は、目を見開いてニヤニヤと顔を向け合い、紀子美の尻を興奮して見ていた。中年男性は顔を上気させ、少し狼狽した様子であったが、しかし、その目はただ一点、紀子美の白い剥き出しの尻へと、じっと向けられたままだった。
紀子美は顔を真っ赤にして声をあげて泣きながら、両手でスカートの股間を押さえ、目を閉じて頭を振っていた……。
「んあ、いや、んああああ……!」
「我慢して……!」
「御免ね……!」
婦人たちは紀子美のパンティーとパンストとを、彼女の膝上まで下ろして行った。
と、その時である……。
「んあ、あ……!」
紀子美はそうして、か細い声を洩らしたと思うや、閉じていた目を見開き、絶望の表情を顔に浮かべた……。
--ジョジョッ……!
エレベーターの床で、その時、液体の当たる音が聞こえた……!
「おわああああああああああっ……!」
新宿ヤルタ前の広場には、先ほどよりも一層大きな声があがった。
何と大スクリーンに映った紀子美の尻からは、透明な液体が一気に迸り出たのであった……!
キラキラと光る、その液体。
それは、紀子美の放った小便に他ならなかった……。
「あああっ、と!これは大変……!
「白石紀子美さん……、失禁してしまいました……!」
レポーターは大声をあげ、その衝撃的展開を伝えた。
テレビの前では秋葉原でも、各茶の間でも、いたるところで大騒ぎとなった。
尻を丸出しにされたお嬢様の失禁--。
それが今、彼らの目の前にあるブラウン管の中へと映し出されてしまったのだった……。
「あらら出ちゃった!」
「大変!」
「ほら、しゃがんで……!」
婦人たちは大慌てで紀子美をしゃがませようとした。しかし紀子美の身体は硬直して震えており、どうしても動きそうになかった。
婦人連れはめくっていた紀子美のスカートから手を離し、両手で彼女の身体を支えた。紀子美のスカートはまた元のように下りてフンワリと広がり、腰には大きな蝶結びのリボンが現れた。
紀子美は顔を歪ませて泣きながら、両手でスカートの股間を押さえつつ、歯を食いしばるようにして恥ずかしそうに頭を振っていた。
まるで発狂しそうな様子である。
紀子美が両手で押さえているスカートの股間には、ごく淡い薄桃色の生地の上に、真っ黄色なシミがみるみるうちに広がってしまっていた……。
「男の人たち!見ないであげて……!」
婦人たちは叫んだ。
しかし男性たちは皆、紀子美の姿を見たままであった。
床では紀子美の尿が激しく音をたて、白い床板の上へと黄色い水たまりをみるみる広がらせていた。
美しく清楚なドレス姿のお嬢様は、パンティーが膝上に下りた恥ずかしい中腰姿のまま、男性たちの見る前で惨めにも失禁してしまっているのだった。
あんなに恐れていた悪夢のような出来事が、今や紛れもない現実となってしまったのである……。
「失禁!失禁!
「オモラシしています……!
「白石紀子美さん、オモラシ……!
「これは恥ずかしい!
「最悪の展開です……!
「23歳、お嬢様……!
「恥ずかしい!
「オモラシしています……!」
テレビではレポーターが興奮して叫んでいた。
ヤルタ前で、秋葉原で、そして全国のブラウン管の前々で、人々は失禁する紀子美の後ろ姿を驚きの顔で見つめていた。
髪の後ろを真っ白なかすみ草で飾った、おめかし姿のお嬢様。
その美しく清楚なお嬢様が、今、彼らの目の前で腰を落として立ったまま、恥ずかしくもオモラシしてしまっているのだった。
床では激しくハネが上がっている。
それは猛烈な勢いの放尿であった……。
「……ああ、これは恥ずかしい!
「白石紀子美さん、オモラシです……!
「美しいドレスに身を包んだまま……、
「白石紀子美さん、失禁しています……!
「ああ、悲惨にも、テレビの前……!
「全国民が見ている、その目の前で!ああ……!
「恥ずかしいことになってしまいました……!
「オモラシしています……!
「白石さん、失禁!
「何ということでしょうか……!
「23歳、深窓の御令嬢……!
「お嬢様、間に合いませんでした……!
「ああ、何という……!
「何という光景でしょうか!
「お嬢様、失禁です……!
「白石紀子美さん、オモラシ……!
「どんどん出ています!
「信じられません!
「驚くべき光景……!
「凄い量です!凄い……!
「ああ……!
「どんどん出ています!
「23歳、令嬢のオモラシ……!
「ああ、何という……!
「ああ……!
「もう、これは……、
「何ということでしょうか……!
「あのお嬢様……、
「あの楚々とした白石紀子美さんが……!
「信じられません……!
「ああ、あられもなく……!
「ついにお嬢様、失禁してしまいました……!」
何と……、紀子美の失禁映像は、その時中継をしていた全テレビ局によって、日本各地へと放送されてしまったのだった。
前代未聞の失禁映像……。
視聴者の目はもちろん、皆ブラウン管へと釘付けになってしまっていた……。

抜ける官能小説
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